プログラマーを目指している学生の方にぜひ伝えたい、プログラミングの魅力を紹介します。プログラマーという仕事には世界を動かすほどの力があり、プログラミングには無限の可能性が秘められています。プログラマーとしてスキルを磨けば世界中どこに行っても仕事ができます。常にチームで仕事をすることになるのでコミュニケーション能力を磨いておいてください。達人プログラマーは最先端のプログラマーでいるために常に習慣として勉強をしています。
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プログラマーという職業には様々な魅力があります。プログラムはいろいろなところで使われており、最先端の技術開発でもプログラムが必要不可欠です。プログラマーはそういった分野にまで関われる可能性があるのです。世界はプログラマーが作ったプログラムを中心に動いていると言ってもいいでしょう。こういったことに携わることができるということは、モチベーションの維持にも繋がります。プログラマーという職業は、未来に向かって毎日やりがいを持って働くことができる職業なのです。
プログラムを組むとまず間違いなくバグが含まれています。大きなプログラムになるほどバグは増え、やっかいなものになることもあります。ベテランのプログラマーになってもバグは出しますが、大きなバグは出さないようになります。これはミスを防ぐ方法を知っているためです。バグを出さないことは無理なので、バグに気づけるような機能がエディタやコンパイラには組み込まれています。プログラムは書いたようにしか動きませんので、ユーザーが想定外のことをした時にもしっかり対応できるよう対策を取っておくことが必要です。
プログラマーにとってもコミュニケーション能力は重要です。趣味でするプログラミングとは違い、プロのプログラマーは人からの要望を聞きながらそれをプログラミングして形にしていきます。自分が伝えたい意見があるのであれば、それを相手に伝える必要があります。仕事でプログラムを作成するには人とのコミュニケーションが必須なのです。人と上手に会話をして盛り上げたりするような社交性が必要なわけではありません。社交性が低くても、相手と理解し合うことができれば仕事をすることはできます。
経営者にもプログラマーなど技術的な知識は必要です。なぜなら新しい技術を導入して開発を行う際、技術的な知識がないと判断ができないからです。技術だけでなく現場にとってどのような影響があるのかも把握できていないと全体を管理することはできません。ですから特に技術系の企業には、プログラマー出身の経営者が多いのです。技術には、その技術をどのように実現するかという面と、その技術で何ができるかという2つの面があります。ビジネスとして成功するために経営者は両者を把握しておく必要があります。
プログラマーの中にはコミュニケーションが得意ではないという方は多いかもしれません。しかしよく話を聞いてみると、不得意なのはコミュニケーションではなく社交性だったということがあります。プログラマーにとってコミュニケーション能力は大事ですが、社交性は必須ではありません。プログラムを作成するには要望を聞いて開発を進める必要があるため、相手の意見を聞け、自分の考えを仕えられる「コミュニケーション能力」は必須となります。しかし人との会話に花を咲かせるような社交性はなくても仕事をすることはできます。
「振り返り」という作業を行うと、ステップアップの効果があります。個人でやってもチームでやっても効果がありますが、チームでやるとまとまりが出てきたり、様々な問題や改善策を共有できるようになるため、ぜひ振り返りをすることをおすすめします。振り返りは、ここまでの経過を振り返って良いところと悪いところを書き出し、そこから改善策を考える作業のことです。次の振り返りまでに改善策を試してみて、そこでまた振り返りを行うといったように定期的に振り返りを行うことでステップアップしていくことができます。